電車や会社で他人に迷惑をかけてしまうワキガの臭い。ワキガのために周りの反応が気になり、ますます脇汗と臭いが強くなることがあります。

 

ワキガと一言でいっても、軽度から重度まで程度はさまざまです。さらに臭いも鉛筆の芯やねぎの臭いなど、ワキガの臭いの種類も人によって違います。

 

しかし、自分のワキガの臭いがわからない人も少なくありません。その理由としては、「人間の嗅覚は臭いに慣れる」という特性があるためです。

 

これを「嗅覚疲労」と医学的には言い、一定の臭いを嗅ぎ続けることで、嗅覚の感度が低下しわからなくなってしまいます。

 

そこで、自分がワキガかどうかを確かめる方法として「耳垢が湿っている」ことがあげられます。

 

それ以外にも耳垢とワキガの関係や、耳垢以外にもわきがをチェックする方法を分かりやすく説明していきます。

ワキガを確かめる方法「耳垢」

「耳垢が乾燥」しているとワキガじゃない、「耳垢が湿っている・臭い」とワキガの可能性が高いことは多くのネットや書籍でも書かれています。

 

結論から言うと、ワキガの人の耳垢は湿っている場合がほとんどです。では、なぜ耳垢が湿っているとワキガなのでしょうか?

 

実は、太古の人間にはアポクリン腺しかありませんでした。そして、アポクリン腺が体温調節と臭いを同時に出す役割を果たしていたそうです。

 

しかし人間の進化の過程で脳が発達し、アポクリン腺だけでは体の体温調節ができなくなりました。それは「脳細胞」が一番温度上昇に弱いからです。これは今でも変わりありません。

 

そこで人間は脳細胞を守るために、体全体で体温調節ができるようにアポクリン腺が進化しエクリン腺ができたのです。

 

逆にアポクリン腺は必要とされなくなり、退化するとともに、体のごく一部にしか存在しなくなりました。

 

一方、エクリン腺は体全体に分布していますが、爪の下、性器、耳の中にはありません。これが何を意味しているかというと、エクリン腺が存在しない耳の中が湿っているということは、そこにアポクリン腺がある証拠なのです。

 


つまり、耳の中にアポクリン腺がありその分泌液によって「耳垢が湿っている」ということが推測できるのです。

 

さらに耳の中にあるならば最も存在の可能性の高い「脇の下には当然あるだろう」ということになるのです。

ワキガを確かめる方法「脇毛に白い粉・塊がつく」

アポクリン腺から出る汗は基本的に白濁していて、粘り気のある汗です。この汗が大量に出ると、汗の粘土によっては固まって、脇毛の根本に付着してしまいます。

 

ワキガではない人は、アポクリン腺から出る汗も少ないので、このように脇毛が固まったりすることはありません。

 

また、脇毛に白い粉が付くことがあります。この白い粉の正体は、ワキ汗が乾燥してできた結晶です。

 

アポクリン腺から出てくる汗には、水分以外にたんぱく質や脂質を多く含んでいるので、乾燥すると白く結晶化することがあります。

 

ですので、脇の下に白い粉や脇毛が固まるようなら、アポクリン腺が活発に活動している証拠です。つまり、ワキガの可能性が高いということになるのです。

 

ただし、白い粉が全てアポクリン腺から出る汗の結晶とは限りません。

 

たとえば脇汗や脇の臭いを解消してくれる制汗剤ですが、制汗剤を使うことで脇に白い粉がつくことがあります。

 

これは、制汗剤に配合されている成分が脇汗と反応することで結晶化し、脇毛に白くなって付着することもあります。

 

また、カビの一種である「真菌」が脇の下で繁殖し、白い粉になってしまう場合もあります。

 

「脇の下にカビ!」って、聞くとギョッとしますが、真菌は特定の人にだけ生息するのでは無く、誰にでも生息してる菌です。

 

白い粉が付着+かゆみもあるなら、真菌が一時的に繁殖してできたものだと考えられます。

ワキガを確かめる方法「両親がワキガかどうか?」

自分がワキガかどうかを確認する3つ目の方法として「両親がワキガかどうか?」を確かめることです。

 

ワキガは遺伝することが医学的にも分かっています。ワキガが遺伝する確率は、両親のどちらか片方がワキガの場合は50%、両親ともにワキガの場合は80%以上の確率で子供へ遺伝します。

 

でも、なぜこんな高確率で遺伝するのでしょうか?その答えは、ワキガは「優性遺伝」だからです。

 

優性遺伝は、両方の特徴が均等に半分ずつ現れるのではなく、どちらかの特徴だけが現れることをいいます。

 

わかりやすく説明すると、たとえば母親の髪がストレート、父親の髪が天然パーマだった場合、父親の天然パーマを受け継ぐ可能性が高いということになるのです。

 

さらに父親、母親がワキガでなくても子供がワキガになる可能性もあります。これを「隔世遺伝」といい、両親ではなく祖父祖母からの体質が遺伝されることを言います。

 

これは稀なことですが実際にはあります。両親がワキガでなくても祖父母がワキガの場合、家系がワキガ体質である可能性が高いのです。

 

さらに、

 

・脇汗が他人より多い

・足が臭い

・陰部・肛門・乳輪などにも濃く毛がはえている

・脂っこいものを多く食べる

・タバコやお酒が好き

 

このような人は、体臭がきつくワキガの可能性があります。

ワキガの程度チェック診断表

ここからは、ワキガの程度チェックをしていきます。

 

ワキガチェックシート
1.脇汗が多い、気になる

2.両親、兄弟でワキガの人がいる

3.自分で匂いに気づく

4.他人に指摘された

5.ワキ毛が濃い

6.ワキ毛の範囲が広い

7.脇の皮膚が黒ずんでいる

8.耳垢がネバネバしてる

9.シャツを着ると黄色く汚れる

10.上着の脇の部分が臭う

11.食生活が肉中心

12.お酒やタバコが好き

13.手汗がひどい

 

このチェック項目で、あなたはいくつ当てはまりましたか?

 

3~5個で軽度

6~8個で中度

9個以上は重度

 

これを目安にしてくださいね。

臭いの改善は可能!自分でできる匂いケア

ワキガはアポクリン腺から出る汗を常在菌が分解することで、悪魔のような臭いを発生させます。

 

アポクリン腺から出る汗には、たんぱく質、脂質、糖質、アンモニア、鉄などの成分が含まれています。

 

これが臭いの原因になるわけですが、食生活によってワキガ臭を改善することは可能です。

 

食生活によってワキガや体臭が強くなる原因として、

 

  • 動物性たんぱく質の過剰摂取
  • 糖分の摂り過ぎ
  • 野菜不足
  • 早食い、大食い

 

などが挙げられます。

 

つまり、食事内容を見直してワキガの臭いを減らすには、原因の逆の生活をすればいいのです。

 

肉、糖質を摂取する際は同時に野菜を摂らないと、アポクリン腺に含まれている様々な臭い成分が濃くなり強烈な匂いを発してしまうんですね。

 

また、食生活の見直し以外普段から体を動かして汗をかくのが大切です。普段から汗をかかないと汗腺が休眠状態になってしまいます。

 

なので急に運動をして汗をかくと、水分以外の成分も一緒に出してしまいそれが臭いいに繋がります。

 

普段から汗をかく環境ができていれば、エクリン腺から出るサラサラの汗になり、臭いに悩まされずに済みますよ。

 

ただ、食生活の見直しも運動も、少しやっただけでは効果は実感できません。臭いケア商品を使いながら体質を改善することで、周りの反応を気にすることなく生活できるようにしましょう!