「手汗が止まらない」「意識していないのに手汗をかいてしまう」「手汗が気になって仕方ない」など、手汗の悩みは尽きませんよね。

 

特に手汗がひどい人は、仕事にまで支障が出てしまうこともあります。

 

子供の頃から手汗が出る方や、急に手汗が出るようになった方まで手汗の出方は様々ですが、なぜ手汗をかくのでしょうか?

 

ここでは手汗が出る理由と、対処法を説明していきます。手汗の心配で疲れた方はぜひ、参考にしてくださいね。

手汗がひどい!手汗をかく原因ってなに?

まず始めに、手汗には3段階のレベルがあることをご存知ですか?

 

レベル1 : 手のひらが汗で湿っている状態。

レベル2 :垂れないが、手のひらに汗の水滴ができる。

レベル3 :手汗が垂れてくる。

 

このように手汗にはレベルがあり、自分がどのレベルかを知ることが大切です。そして、これらの症状は「手掌多汗症」に該当する可能性があります。

 

手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)とは・・・

日常生活に支障が出てしまうほど手のひらに汗をかいてしまう病気です。

 

手のひらは、ワキの下や足の裏と同じように汗腺が多く分布していますが、手のひらにはエクリン腺がたくさんあることを覚えておいてください。

 

では、ここから手汗の原因についてお伝えしていきます。

手汗の原因1「自律神経の影響」

実は、手汗の原因ははっきりと解明されているわけではありませんが、自律神経が影響していると言われています。

 

自律神経は体のあらゆる機能を整えてくれる神経で、汗をかくことで体温調節を行うのも自律神経の役目です。

 

自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2つがあり、昼間などの活動中に交感神経が、夜間など睡眠中には副交感神経がそれぞれ活発に働いてくれるんですね。

 

この2つの神経がしっかり働いていれば問題ないのですが、そのバランスが崩れると、エクリン腺から異常に汗が出てしまうんです。

 

しかも残念ながら自律神経は、自分でコントロールすることができないんです。そのため自分の意志とは関係なく汗が止まらなくなってしまいます。

手汗の原因2「更年期障害」

女性は40代の半ばころから更年期を迎えます。これは、閉経に向かい女性ホルモンの分泌が急激に減少することで起こります。

 

更年期には、更年期障害症状と言われる様々な不調が体に現れますが、なかでも7~8割の女性が「ホットフラッシュ」という突然、大量の汗をかいてしまう症状に悩まされてしまいます。

 

ホットフラッシュの主な症状
・上半身から大量の汗が出る

・顔がカァーっと熱くなる

・のぼせた様な状態になる

 

など、3つの主な症状があります。その中でも代表的なものが、首筋や胸、背中、手のひら、頭から大量の汗が噴き出してしまいます。

手汗の原因3「ストレス」

「手汗のせいで接客業を辞めなければならない」「スマホやマウスが壊れる」「握手を求められたらどうしよう」など、手汗を意識し過ぎるあまりストレスになっていませんか?

 

これは手汗の悩みでありがちで、汗をかくこと自体が大きなストレスとなるパターンです。これを「精神性発汗」と言い、潜在的な心の不安が影響しています。

 

『汗をかいてしまうかも』という精神的不安により汗が出てしまう。『やばい!本当に汗が出てきた!』と、不安が増すとさらにたくさんの汗をかく・・・という悪循環に陥るんですね。

 

しかも、なかなかその悪循環の状況から抜け出せなくなる方が多いのが特徴です。

手汗に悩まない!簡単にできる効果的な対策法!

ここからは、誰にでもできる簡単な手汗対処法を紹介していきます。

自律神経を整える方法

不規則な生活やストレスなどで、自律神は簡単にバランスが崩れてしまいます。そこでおすすめなのが「腹式呼吸」。

 

自律神経が乱れていると、無意識に呼吸が浅くなっています。深い呼吸を取り戻すには、腹式呼吸に取り組みましょう。

 

背筋を伸ばして、鼻からゆっくり息を吸い込みます。このとき丹田(おへその下)に空気を貯めていくイメージでお腹をふくらませます。

次に、口からゆっくり息を吐き出します。お腹をへこましながら、体の中の悪いものをすべて出しきるように、そして、吸うときの倍くらいの時間をかけるつもりで吐くのがポイントです。

 

回数は1日5回くらいから始め、慣れたら10~20回がベストですが、その日の体調に合わせて、無理なく楽しみながらやりましょう。

ホットフラッシュを軽減させる

ホットフラッシュを軽減させる方法は

 

□生活リズムを整える

□ストレスを溜め込まない

□食生活を改善する

□汗をかきにくい体質作りをする

□体を温め巡りをよくする

□ツボを押す

□有酸素運動をする

□首筋を冷やす

□脱ぎやすい上着を羽織っておく

□市販薬・漢方藥を飲む

 

などありますが、手軽にできるのが「首筋を冷やす」こと。

 

携帯用の「ウェットティッシュ」や「汗拭きシート」を用意しておき、ホットフラッシュが起きたら首筋を冷やすと落ち着きますよ。

 

ホットフラッシュは突然起こってしまうことがあるので、直ぐに対処できるこの方法はおすすめです。

ストレスを溜めない

「汗が出たらどうしよう・・・」と毎日考えているだけで、相当なストレスがかり精神的に参ってしまいます。

 

心配すればするほど、汗が出てしまうのが精神性発汗の特徴なのです。性質なのです。この負のスパイラルを断ち切る一番の方法が「開き直る」こと。

 

つまり、精神性発汗の「裏をかくこと」が汗対策の基本なのです。

 

「汗が出たらどうしよう・・・」ではなく「汗が出ても大丈夫!」「どんどん汗が出てもいいよ!」と言う風に、開き直りましょう!

 

そして、ストレスを溜めない一番の方法が「入浴」です。入浴は身体の疲れを取り、ストレスを解消する効果があります。

 

40℃程度のお湯に浸かってリラックスすると、自律神経の副交感神経が刺激されて優位になり、ストレスで活性化されていた交感神経の働きを抑えてくれます。

まとめ

手汗に悩んでいる方は、日本人の場合約5%といわれています。つまり、40人に2人は手汗に悩んでいるということです。

 

実はこの数字は多いのですが、誰にも相談できない悩みなので「何で自分だけ」って思ってしまうんです。

 

手汗は女性にとって恥ずかしいことですが、ちゃんと対処することで軽減させることができるのでぜひ、やれることから試してみてくださいね。