なにか注文したり買ったときに、アンケートや住所書いてくださいと言われるのって嫌ですよね?

 

相手の視線が気になるし、紙が濡れて湿ってしまうと恥ずかしくて、逃げ出したくなります。

 

「手汗なんて大嫌い!」「手汗をかかない人がうらやましい!」。そんなことを思ったことありませんか?

 

でも、手汗をかく人と、かかない人がいるのはなぜなのでしょうか?同じ人間なのに何が違うのか気になったことありませんか。

 

そこで手汗をかく人と、かかない人の違いと対処法をお伝えしていきます。

どうして汗をかくの?

手のひらはワキの下や足の裏と同じように汗腺が多く分布しているので、基本的には汗をかきやすい部分なのです。

 

ですので、手汗を全くかかないと言うことはありません。しかし手汗の場合は、ワキ汗や足汗と原因が異なる部分があります。

 

私たちの体は暑い日や運動後、体温が上昇すると凄く汗をかきますよね。これを「温熱性発汗」と言います。

 

温熱性発汗は、体温を下げるために作用します。ワキ汗や足汗がそれに当たりますが、実は手からはほとんど汗は出ていません。

 

サウナを思い出してみてください。全身から玉のような汗が噴き出しているのに実は、手のひらからは余り汗が出ません。

 

つまり、手汗が出る原因は温熱性発汗ではないのです。では、手汗はどのような状況の時に出るのでしょうか?

手汗をかく原因ってなに?

手汗をかく原因の一つが「精神性発汗」です。

 

精神性発汗とは、緊張した時や人前で失敗した時などに出る汗のことで、精神面での影響が原因とされています。

 

この精神性発汗は、体温調節のための温熱性発汗とは仕組みが少し違います。

 

精神性発汗の原因は「緊張・興奮・不安・精神的ストレス・恐怖・驚き」などの精神的刺激です。

 

自分で意識しない精神的ストレスや些細なことでも汗が出ることがあります。例えば、嫌な上司の姿を見るだけで自然に汗が出ることがあります。

 

そして、精神性発汗が厄介なのは、また「汗が出たらどうしよう」、「また失敗したらどうしよう」と、不安が不安をよんで、汗が多量に出てしまうことなんです。

精神性発汗は一筋縄ではいかない

精神性発汗の原因は、脳の扁桃体(へんとうたい)と言われる部分です。扁桃体は脳の中でも小さな器官ですが、ストレスや不安を感じる重要な役割があります。

 

そして、緊張や不安になると扁桃体は「生命の危険」があると判断し、生きようとする意思や敵から身体を守ろうとするなど、本能的に判断します。

 

このとき、体内の防御システムが働き手に汗をかくのです。つまり、精神性発汗は外敵から身を守るために出す汗なのです。

 

今の時代では、敵に襲われるというケースはほとんどありませんが、扁桃体は敵の攻撃なのか、上司の怒鳴り声なのかは判断できません。

 

体が不快な緊張状態にあるか、ないかということで判断し手汗を出しているんです。そして、この状態を自分でコントロールすることはできないんです。

精神性発汗を抑えるためには?

発汗は自律神経の交感神経の興奮によって指令が伝わります。自律神経が不安定な状態にあると、些細なことで緊張状態になりやすく交感神経が過剰になりやすいのです。

 

精神性発汗を抑えるためには、日頃から副交感神経を優位にすることが大切です。その簡単な方法が「酸っぱいものや辛いものを食べる」こと。

 

おすすめの食べ物は、「酢・梅干し・しょうが」などです。なぜ、これらの酸っぱい物や辛い物が副交感神経を高めてくれるのでしょうか?

 

まず、梅干しや 酢、しょうがといった食べ物は、体の中に入ると人体は不快に感じます。

 

そうすると、体は不快な物を排出しようとするため、唾液や消化液の分泌が促進され、胃腸の働きが活発になります。

 

胃腸の働きが活発になると、副交感神経が優位になるため酸っぱい物、辛い物を摂り入れることは、副交感神経を高める食事法の1つと言えるんですね。

たまねぎ、にんにく、はちみつでもOK!

でも、「酸っぱいものや辛いものが苦手」という方もいらっしゃると思います。そのような方は、「たまねぎ・にんにく・はちみつ」などがおすすめです。

 

これらも副交感神経を優位にし、血液の流れや新陳代謝を良くする働きがあるので、日々の食生活の中に摂り入れてみてくださいね。

 

副交感神経が優位になるだけでなく、免疫力も向上するため風邪予防にもなりますよ。