パンプスやヒールを履くと足汗をかいて、足が蒸れて臭いがする。

 

足は靴下やストッキングを履いてさらに、パンプスやヒール、靴を履くと当然、足汗をかいてしまいます。

 

そして、足汗をかいた後に強烈なニオイが・・・。

 

仕事中や外出先では、足が臭っても抑えることは大変。しかも、靴を脱がなければならない場面だったら・・・。考えただけで恐ろしいですよね。

 

そんな、足が蒸れて足のにおいが異常に臭い!そんな方に足が蒸れる原因と、臭いを抑える対策法を紹介します。

足がムレる原因は?

結論から言うと、足が蒸れる最大の原因は汗腺が多く分布しているからです。

 

汗腺とは・・・

汗を分泌する皮膚腺の一種で、臭いの元となるアポクリン腺と、成分のほとんどが水分のエクリン腺の2種類があります。汗腺の主な目的は体温調節を行うことです。

 

足裏の汗腺は、体の他の部分に比べて3~10倍も集中しており、さらに汗の量は両足でなんと!コップ1杯の量になるようです。

 

ちなみに、脇汗の量は1日にスプーン1杯といわれているので、足汗がどれだけ凄いかがお分かりになると思います。

 

しかもこの量は普通に生活しているときに出る量です。運動や緊張による足汗(精神性発汗)だと、さらに汗の量は増えてしまうんです。

 

では、なぜ足の裏に汗腺が多いのでしょう?その答えは私たちの祖先にあります。

 

私たちの祖先は裸足で生活していました。木に登ったり、獲物を追いかけて大地を走ったりするとき、足の裏に汗をかいて滑り止めにしていたことに起因するそうです。

 

しかし、現代社会は裸足で生活することは家の中以外ほとんどありません。とくに外出するときは必ず靴やサンダル、パンプスやヒールなどを履きます。

 

ですが、名残りである足裏の汗腺からは汗が出ます。しかも靴や靴下、ストッキングで覆われているため、汗が蒸発せずに溜まりやすい環境が出来上がるため、足が蒸れるんですね。

足が蒸れると異常に臭い!その原因は?

足が蒸れる原因は当然ながら「」です。

 

ただし足から出る汗は、ワキガなどの臭いの原因になる汗腺「アポクリン腺」とは違います。

 

アポクリン腺とは・・・

脇の下や耳の中、陰部など限られた部位に存在する汗腺。汗は白っぽく粘り気があるのが特徴で、たんぱく質・脂質・糖質・アンモニア・鉄分などが含まれている。

 

足の裏にある汗腺は99%が水分の「エクリン腺」が占めています。このエクリン腺から出る汗は水分のため、臭いがほとんどないのが特徴。

 

では、なぜ悪魔のような臭いが発生するのでしょうか?

 

それは、コップ1杯の足汗が靴下やストッキング、靴やパンプスに邪魔されてしまい、汗が乾ききらずに蒸れてジメジメしてしまうからなんです。

 

足が蒸れると靴の中は10分程度で、湿度が95%以上になるといわれています。

 

そうすると、ジメジメが大好きな雑菌が繁殖します。しかし、雑菌が繁殖しても分解するものがなければ臭いは発生しません。

 

その臭いの元が「汗」と「角質」です。

 

「えっ?足から出る汗は臭いがほとんどないんじゃないの?」って、思いますよね。

 

確かにエクリン腺から出る汗は99%が水分ですが、残りの1%にはナトリウム、カリウム、カルシウムといった臭いの元になる物質が含まれています。

 

さらにアンモニアや尿素、足が納豆臭い原因となるイソ吉草酸などの脂肪酸も含まれているんです。

 

また、足の裏は体重を支えるために角質が厚くなっています。不要な角質は垢となって剥がれ落ちますが、角質が厚い足の裏は垢の量も多くなります。

 

そして、汗や皮脂が大好物の雑菌がそれらをムシャムシャと食べ分解し、独特の匂いを発生させてしまいます。

 

特に女性の好むブーツや熱がこもりやすいような靴に加え、汗を吸収出来ないストッキングは雑菌にとってパラダイスな環境なんです!

足の蒸れはこまめな対策で抑えよう!

足の蒸れや臭いをケアするには以下の4点に気を付けることが大切です。

1.足を清潔にする

足は靴下やストッキング、パンプスなどで過酷な環境にさらされています。お風呂でしっかりと足を洗いましょう。

 

特に親指や指の間、かかと、くるぶしは汚れが溜まりやすいので固形石鹸などで丁寧に洗ってください。

 

石鹸の一番大切なポイントは 完全に洗い流すこと。一生懸命洗ったのに石けんカスが残っていると臭いの元なってしまいます。触り心地がキュッキュッてなるくらいしっかりシャワーで流しましょう。

2.足の古い角質を落とす

足は体の全体重を支えるために角質が厚くなっています。さらに、湿度が100%に近い靴の中では硬い角質も柔らかくなり雑菌のエサになり臭いを発生させてしまいます。

 

つまり、足全体の古い角質を減らせば、足の臭いを抑えることができるのです。

 

おすすめは、古い角質をとってツルツルのお肌にしてくれるケミカルピーリング。ケミカルピーリングは、肌に直接ピーリング剤を塗り古い角質を溶かす効果のあるものです。

 

ケミカルピーリングはピーリング剤の中では肌に優しい成分でできており、自宅で手軽にピーリングができます。

 

また、軽石やヤスリで角質を削る方法もありますが、必要な角質まで削りすぎてしまう恐れがあるので、おすすめはできません。

3.足が蒸れないようにする

 

足が蒸れないようにするには一番の方法は「素足」で過ごすことです。ただ、外出先で裸足で過ごすことはできませんよね。

 

なので、自宅ではできるだけ素足で過ごすようにしましょう。

 

可能であれば会社やオフィスでもスリッパを履くなど、足への通気性を良くするよう心がけてください。

 

また、足の蒸れや臭いを抑えるのに5本指ソックスもおすすめです。靴下の布地が足の指の間にはさまる状態になるため足指の間に発生する蒸れを防ぐことができます。

4.靴のメンテナンス

足汗を吸い込んだ靴は臭いの原因にもなります。靴は衣類のように毎日洗濯するわけにはいかないので、靴を脱いだ後は消臭・殺菌スプレーをして清潔にしておきましょう

 

また、靴は1日履いたら2日間干すのが理想的ですので、靴を3足以上でローテーションされた方が良いでしょう。

 

ニオイを消そうという気持ちで消臭スプレーを使う方が多いと思いますが、おすすめなのは靴下を消臭加工する『ヌーラ』というスプレーです。ニオイ物質そのものの発生を抑えるのに効果を発揮してくれます。

足の清潔、角質ケア、足を蒸らさない、靴のケアの4点に気を付けることで、イソ吉草酸の発生を最小限に抑えることができます。

 

また、靴下を消臭仕様にするスプレーもあるので、活用してみてくださいね。